サイトトップ > 写真詩 目次 > 石渡氏の作品での写真詩 part 1

    掌のノート(写真詩)

    石渡氏の作品(写真)について

    石渡氏が撮影した作品(写真)が手に入ったのは、何かの景品のような形。
    石渡氏ご本人からお借りしたわけではなく、他の会社が中間に入っています。
    加工自由と規約にもあったので、文字入れをさせていただきました。

    <お願い>
    写真の再配布は許可されていません。
    当サイトからは決してダウンロードしないでください。

    「GO!!!」

    「走れ」
    「進め」
    「突き抜けろ」

    次へ行こう

    その向こうに何があるか
    わからないけど 行ってみようよ

    だってさ
    もったいないじゃん

    ここで

    見られてなんかいない


    僕は見つめてるんだ

    エネルギー

    無限のエネルギーが
    ゆっくりと顔をあげる

    この胸の奥で

         

    見つめられ
    一歩も動けなくなる

    ひっそりと全てを突き刺す
    その瞳に

         

    蔓(つる)


    私は何かを掴んでいた
    何かを求めていた

    伸び行く心のままに

         

    浴びろ

    殴るような雨も
    叩くような風も
    どんなことにでも耐えて行け

    うなだれるな
    うなだれるな

         

    満たされない君へ

    数えたことがあるかな
    君が持っているもの 全てを

    とても数えられないくらい
    君はたくさん持っているんだよ

         

    椅子

    深々と頭を下げた

    敬意を払ったのは
    あんたにじゃない

    そのポジションにだ

         

    レジュメ

    今日を叩き台にして 
    明日のレジュメを創ろう 

         

    不意



    好きでいたくて
    見ないようにした


    思いがけない感情で
    壊されたくなかった

         

    祈りのシャワー

    満たしゆく
    祈りのシャワー

    ただ純粋に浸透する

         

    満たしているもの

    君も 僕も どんなやつだって
    大して変わらない

    要は 中身次第 さ

         

    時間の国の物語

    忘れ去った記憶の断片を
    思い出さねばならない苦痛

    美しかった物語も
    モノクロの紙芝居に変わる

    もう私ができることは何も無い
    時間は全てを支配していた

         

    毒(独)

    何も無い僕ら
    価値も 余地も 道も

    いっそ 砕け散り
    誰かを傷つけたい

         

    オーディエンス

    ダラダラと続く未来への抱負と
    グタグタと続く過去への言い訳
    でもそれが今の自分なんですよ

    皆さん、
    ご清聴ありがとうございました








    おかげで今日も
    ガンバレそうです

         

    夏のカケラ


    誰かが残した夏のカケラ 

    この胸にも 

    輝くカケラが残っている 

         

    それがはじまり


    話だけじゃ 物足りない





    見に行こうじゃないか 

         

    空へ



    無となって
    あなたの一部となりたい


    空よ 

         

    希望のベクトル

    遠くに浮かんだ 希望
    小さくて すぐ なくなるけど
    きっと あの 延長線上に
    光を伴って 現れる

    信じている 

         

    色即是空



    悲しむべきことは何も無い 

         

    航海


    沈みながら
    浮かびながら
    泳ぎながら
    歌いながら

    一人でも
    二人でも
    伝えても
    心にしまっても 

         

    あの日からずっと


    あの日の影は 
    決して胸の奥に隠されて 
    終わったわけじゃない 

    あの日の光は 
    遠いどこかへ羽ばたいて 
    私を待っているはず 

    ずっとね  

         

    それぞれの平穏

    そう僕は 君から見れば
    平穏無事な人生さ

    遠くから離れてみてんだろう

    少しの傾きでさえ苦しいってことに
    気づきもせずに笑うんだ

    僕からすれば 君だって 
    凪いだ海のように 平穏な毎日 

    平穏な毎日の中で 
    踏ん張ってるのさ 

    みんな  

         

    圧し込める






    あんたはそうやって
    全てが悲鳴をあげているのに
    自分の声に耳を背ける

    例え引きずり込まれても
    溺れている事にすら気付かずに

    自分の嘘の中で笑っているがいい

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    『掌のノート』のTOP写真は石渡洋人氏の作品です。

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